宇奈月温泉のお湯は無色透明で、お肌にやさしいアルカリ性単純泉。 透明度は日本一を誇ります。 源泉の温度は87.8度もあり、よく温まることからリウマチや運動器障害、神経症などによく効くとされています。 1日に3000トンという豊富な湧出量も自慢です。
現在の宇奈月温泉は、かつては桃の樹林が広がる無人の台地でした。黒部川の電源開発が始まった大正時代、この地に一大温泉地を開こうという計画も進められました。 そして、幾多の苦労を重ねて大正12年、ようやく黒部川の7キロ上流にある黒薙から温泉を引くことに成功したのです。
電源開発の功労者である山岡順太郎と山田胖の二人は、ある夜、お湯につかりながら、生まれたばかりのこの温泉にどんな名前をつけようかと相談していました。 ちょうどその夜は月が美しく、宇治や奈良とならぶ名月の地にしようとの思いをこめて、元々あった「うなづき」の地名に「宇奈月」の文字をあてることにしたのです。